代表インタビュー
なぜ、「信頼できる人材市場」なのか

大野 紘也OHNO Hiroya
代表取締役 CEO
私たちは、単に人材紹介を効率化したいわけではありません。人のキャリアと企業の未来に関わる重要な意思決定を、より納得感のあるものにしたい。
── 人材業界に来る前は、M&Aの現場にいたそうですね
はい。三菱UFJモルガン・スタンレー証券、その後はTMAC、いまのデロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリーでM&Aを支援していました。企業が会社を買う・売るという意思決定には、膨大な資料と何人もの専門家の検証がつきます。それが当たり前の世界でした。
一方で、採用や転職はどうか。個人の人生と企業の成長を大きく左右する重要な意思決定なのに、その判断に必要な情報は、求人票や公開情報だけでは十分に得られません。企業が本当に採用したい背景、組織が抱えている課題、ポジションに求められる役割、候補者が大切にしている価値観や中長期の可能性。これらは、双方と深く向き合うことで初めて見えてきます。
── リメディが変えたい「構造」とは何ですか
人材紹介業界は、いまだヘッドハンター個人の経験や人脈に依存しやすい、属人性の高い産業です。リメディは、この構造を変えたいと考えています。
人が介在するからこそ生まれる深い理解や信頼関係は大切にしたい。そのうえで、創業以来蓄積してきた一次情報、支援実績、意思決定のプロセスをデータとして活用し、質の高い採用・転職支援を組織として再現できる状態を目指しています。すでに社内では、蓄積した情報資産とAIを組み合わせて、候補者理解・求人理解・提案品質・業務生産性の向上に活用しています。
── これから、どこへ向かいますか
私たちは、単に人材紹介を効率化したいわけではありません。人のキャリアと企業の未来に関わる重要な意思決定を、より納得感のあるものにしたい。ヘッドハンティングと、データ・AIを活かしたプロダクトの力を掛け合わせることで、人材市場のあり方そのものをアップデートしていきます。
2027年中の上場を目標に、IPOの準備を進めています。上場はゴールではなく、この仕事をより大きな規模で続けるための手段です。より透明で、より信頼できる人材市場を、リメディは本気でつくりにいきます。