社員インタビュー
研究開発職から、未経験で人材業界へ。安定を手放し、「自分の力で価値をつくる」道を選んだ理由

淀澤 天斗
ヘッドハンター
出身DuPont(研究開発)
本気で報酬と成長を勝ち取る覚悟のある方、ぜひ一緒に働きましょう。
プロフィール・これまでの歩み
── まずはこれまでのご経歴や、お仕事内容について教えてください。
北海道大学、東京大学大学院でともに農学系を専攻し、学部では植物の生理学、院では動物の遺伝学の研究をいたしておりました。新卒では米系の化学メーカーであるDuPontに入社し、Mechanical Engineerとして高機能樹脂材料の研究開発に携わりました。用途開発に際してラボで実験を重ねて分析、顧客向けの報告資料にまとめたり、論文などの形で発表するような仕事です。
入社2年目には、日本法人において技術賞を受賞させていただきました。そのほか若手対象のGlobal開発企画コンペに、Japan所属で唯一入賞した経験もあります。仮説を立て、実験し、結果を検証する。そのサイクルを粘り強く回してきた経験は、現在の仕事にもつながっています。
── 学生時代は、どのように過ごしていましたか?
高校時代は英語でのディベートに取り組んでいました。「○○は是か非か」のような形で与えられたテーマについて、肯定・否定の両方から論理を組み立てて、日々議論を戦わせていました。日常的にも深く思考する癖がついたと思います。
大学では天文サークルに所属し、星の観測や星景写真撮影、地域の子供たちへの出張解説、学園祭でのプラネタリウム展示などに取り組んでいました。夜の星座としての文学的な楽しみ方も、天体としての惑星科学的な楽しみ方も大好きです。実は私の「天斗(たかと)」という名前も夜空にちなんでつけられていて、星空を少し身近に感じています。
今でもたまの連休には旅行をして、海や山で星を眺める時間を大切にしています。最近だと伊豆諸島の神津島や、長野・山梨県境にある清里での星空が忘れられないですね。仕事から離れて思考を整える大切な時間になっています。
転職を考えたきっかけ
── 転職を考え始めたきっかけは何でしたか?
入社2年目の秋頃、所属していた事業部の売却が発表されたことです。驚きましたね。直後のGlobal MTGでは「雇用はどうなる」「経営陣の考えは」と質問の嵐で、Global全体が困惑と不安に包まれていました。私自身は当初「そうなんだ」と静かに受け止めていましたが、進んでいた開発プロジェクトが凍結したことに伴って、仕事がほとんどないような期間がおとずれました。正直これは堪えました。あと少ししかない20代の時間が、先行きの見えないPMIの渦中で過ぎ去っていくことに、強烈な喪失感を抱き始めました。
元々前職は残業も少なく、穏やかに働ける環境でした。しかし、いや、だからこそでしょうか。「もっと成長したい」という漠然とした成長欲求とともに、環境変化にもびくともしないような「自分の力で稼げるようになりたい」という思いが強くなっていきました。大学院へ進学していたこともあって、同級生より社会人生活のスタートが遅かったことへの焦りもありました。
── 転職活動では、どのような選択肢を見ていましたか?
当初は、第二新卒枠でコンサルティングファームなどへの転職を検討していました。研究開発職からは大きなキャリアチェンジになりますが、より強度の高い環境で幅広い課題に向き合いたいと考えていたためです。
業界や職種を最初から狭く決めていたというより、成長機会と報酬の両面から求人を探していました。その中で、恥ずかしながら求人を年収順に並べて見ていたときにリメディが目に留まり、応募したのが最初のきっかけです。
リメディを選んだ理由
── 最初にリメディを見たとき、どのような印象を持ちましたか?
正直に言うと、「強度の高い営業パーソンばかりで、怖そうだ」と感じました。野村證券、キーエンス、リクルートのMVP……そうそうたる実績をひっさげた業界のトップセールスが集う当時のリメディは、まさに「梁山泊」として私の目に映りました。
学生時代も含めて営業経験は一切なかったこともあり、挑戦してみたい気持ちの反面、自分が選ばれるのか、入社して本当に通用するのか、という不安も大きかったです。
しかし、実際に選考でお会いした方々は、想像とはまったく違いました。全員が穏やかで、私のつたない質問に対しても、真正面から答えてくれました。報酬体系の魅力だけでなく、仕事の難しさや成果を出す厳しさについても、はぐらかさず率直に説明してもらえたことが印象に残っています。
── 最終的な入社の決め手は何でしたか?
最後に背中を押してくれたのは、フォロー面談での山田さんの「きっとできるよ」という言葉でした。不安がなくなったわけではありません。ただ、自分の可能性を信じてもらえたことで、「できるかどうかではなく、やる」と覚悟が決まりました。
前職に在籍していた2年間で奨学金を完済していたことも、挑戦を後押ししました。借金のない身一つの状態だったので、どうとでもできると開き直れました。もし通用しなければビジネスの道を諦め、教師になろうと考えていました。外資もベンチャーも経験して、少しは進路指導の役に立つのではないかなと。今思うと少し極端ですね(笑)。
でも、それだけ成長に飢えていたんだと思います。自分自身がビジネスパーソンとしてどこまで成長できるか試したいと考えて、入社を決めました。
入社後のリアル
── 入社前と後でギャップはありましたか?
入社当時はまだリメディも設立から3期目で、現在ほど多くの求人をお預かりできていませんでした。候補者の方に提案できる選択肢が限られていたことは、入社前には想像していなかった難しさでした。
反面、自力で求人提案の幅を広げることができる点は、とても魅力的なギャップでもありました。「この候補者様なら、この企業様にも興味をお持ちになるはず」と考え、様々な企業様に相談させていただきました。新規アポ獲得、契約周りなど難しい点は様々ありましたが、やはり「自力で提案求人を増やせる」というのは、素直に楽しい経験でした。
── 未経験での立ち上がりは、どのようなものでしたか?
求人提案の仕方、企業とのやり取り、各種調整などの業務フローのすべてを一から覚える必要がありました。また、当時は今のように自社プロダクトやAIツールもなかったので、求人情報の管理や求人票の作成も手作業で行いました。ベンチャーらしい船出だったと思います。
何もできない自分にいらだち、思うように成果が出ず、悔しさから涙することもありました。
それでも続けられたのは、うまくいっているときも、うまくいかないときも、変わらず支えてくれる先輩方がいたからだと思います。入社前に抱いていた「怖い組織」という印象とは異なり、とても面倒見がよく、努力する人を絶対に見放さない人の集まりでした。
現在の仕事と、前職経験の活かし方
── 現在の仕事では、どのような経験が活きていますか?
情報処理能力と仮説検証能力は、今も活きていると考えています。人材紹介の仕事では、候補者様のご経験やご志向性を理解するとともに、企業のビジネスモデルやポジションに求める職能を精緻にとらえたうえで提案する必要があります。候補者様だけでも、企業様だけでも十分ではない、「代理人」としての難しさを感じつつ、常に情報をとらえ思考し続けることが求められる仕事だと思います。
研究開発においては常に仮説を立て、広く情報を集め、検証し、考察し、改善を試みてきました。また、高校時代のディベートでも、議論の題材を多角的にとらえ、各立場からの立論を試みてきたことは現在の業務でも活かせていると感じます。
正解が一つではないキャリア選択だからこそ、あくまで自分自身は「代理人」としての役割に徹することを心掛けています。情報を揃え、その整理のお手伝いをさせていただくことを大切にしています。
── この仕事の難しさと、やりがいを教えてください。
言語化されていない情報が多く、その機微をとらえることの難しさは常に感じます。候補者様も企業様も、希望のすべてが明確に言語化されていることは稀です。候補者様ならそれまでのキャリア、企業様なら事業状況など、客観的な周辺情報で補強してもなお、100%の精度ではこの機微をとらえることはできません。ある種ここはAIでも拾いきれない部分ではないかと考えています。
一方、自分自身が介在することでこそ生み出せた支援には、非常に大きなやりがいを感じます。候補者様から「そんなポジションがあったのか」と驚いていただくことも多いのですが、「淀澤さんと出会わなければ、こんな素晴らしい選択肢は掴めなかった」とお褒めの言葉をいただいたときは、素直にこの仕事をやっていてよかったと感じます。企業と候補者の双方を深く理解し、より良い出会いをつくることが、私たちの介在価値だと考えています。
カルチャー・働く環境
── リメディのカルチャーをどのように感じていますか?
成果に対する基準は高いですが、頑張る人を絶対に見捨てません。私自身たくさん支えていただいた御恩がございますし、その御恩はこれから仲間になっていただける皆さんにお返ししていく所存です。
また、ベンチャーならではの機動力も特徴的かと思います。会社の仕組みやツールも、完成されたものを使うだけではありません。現場で感じた課題を言葉にし、より使いやすい業務フローへ改善していく余地があります。今日出た依頼が明日と言わず今日のうちに反映される、そんなスピード感は黎明期と変わらずリメディらしさだと感じますね。
今後の展望
── これから、どのような存在を目指したいですか?
「淀澤さんがいたから」と言っていただけるような、唯一無二の支援を実現していきたいです。候補者様が思い描いたこともないような人生の1ページをめくるお手伝いができるように、企業様が思いもよらない事業拡大の1ピースをご紹介できるように、日々研鑽に励んでまいります。
同時に、現場で得た知見を仕組みやナレッジとして残し、組織全体の力を高める仕事にも挑戦したいです。研究開発職から未経験で飛び込んだ自分だからこそ、苦闘を重ねた経験を還元し、皆さんの下支えができると考えています。
転職を考えている方へのメッセージ
── どのような方がリメディに向いていると思いますか?
素直に努力を重ねられる人だと思います。この仕事を取り巻く環境の変化はとても激しいです。好不況の波によって求人倍率は大きく変わりますし、時代の変化に伴って採用要件や候補者様からお預かりするニーズも変化します。常に新しい情報をキャッチアップし続け、研鑽に励むことが求められます。いい時も悪い時も、腐らず前を向いて努力できる人とともに、これからも一緒に働きたいと、私は思います。
── 転職を迷っている方へ、一言お願いします。
私自身、営業未経験の立場で、大きな不安を抱えながら入社しました。それでも、挑戦したことで得られた報酬と成長はとても大きく、諸先輩方をはじめリメディの仲間と切磋琢磨する楽しい時間は、自分の人生においてかけがえのないものだと胸を張って言えます。
挑戦しなければ何も手に入りません。そして努力すれば報われる仕組みと環境が、リメディにはあると思います。本気で報酬と成長を勝ち取る覚悟のある方、ぜひ一緒に働きましょう。